長い一日

長い一日が、今日も終わる。
長い、ながいなが~い一日。
一日の長さを競ったらギネスに載っちゃいそうな勢いだ。

常々思うのだけど、困っているときというのは人のやさしさが妙に身にしみる。
全身にじわわ~っとしみわたる。
自分のまわりに生きているありとあらゆる人間や、動物や、植物や、風のにおいや、音や、ことばや、そういう世界のフツウの構成要素の価値が倍くらいになる。
感情の振れ幅の大きさに、自分でも笑っちゃうくらい。
いつもなら何気なくスルーする友とのおしゃべりでさえ、今夜は妙に愛おしい。

こういう気持ちを、究極的な状況だけでなく常日頃から大切にする心がけをもちたいもんだ。
そうしたらきっと、困った状況に突入することも減るんだろう。

人は、けっして人の心を住処としてはいけない。
人の住処は山にあり、川にあり、海にあり、野にあり、街角にあり、道端にある。
人は、心を住処とするもんじゃない。

とりあえず、長い一日の終わりに、きちんと笑うことのできるような生活をしたいもんだ。


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